賃借人(店子)がいるときの売却方法
不動産売却に悩めるみなさまこんにちは
早速タイトルにある「賃借人(店子)がいるときの売却方法」を考えていきましょう。
賃借人とは単純に売りたい不動産を借りている、第三者のことです。
※この記事を読まれている方はほぼほぼご理解していると思いますので、詳細に関してはまた後日説明させて頂きます。
賃借人が存在する物件として
1.アパート
2.マンション
3.戸建
4.ビル店舗
5.駐車場※
などがあげられます。まあ、資産を保有してるってことですね。
家賃が発生してる分、資産として考えてもよし。
昨今の市況ではいつ何があってもおかしくない。だから
地価が上がっている今、売却したい!なんて考えられている方、結構多いのではないでしょうか?
売却相談でもトップクラスの賃借人付案件ですが、物件の種別によって大きく価格変動します!
まずはアパートの参考例
東京都葛飾区東金町
JR常磐線「金町」駅 徒歩数分
築30年、木造2階建、全4部屋中2部屋賃貸中
ポピュラーな案件ですが、ずばりパターンは2つあります。
1.賃借人に出て行ってもらい、希望の価格で売却する
2.賃借人をそのまま残し、現況での売却。希望の価格の8掛けで妥協
要は次に買った人が立退き交渉をするか否かです。
最近の市況では売手優位につき、現況でも満額で買ってくれる人もいるかもしれませんが、
買手としては空渡しがやはり希望となるでしょう。
大家業をされている方なら、立退き作業も負担にはならないかもしれませんが、交渉事が苦手な方も多いです。
頑張って立退きしてみよう!と思い立ち交渉のテーブルに座った瞬間賃借人から「出ていきません!」なんて
言われた日には、6カ月は膠着状態に。
つまり結論からすると、リスク回避のために、多少価格が下がっても賃借人有のまま売却するのが賢明かと。
何かとリスクのある立退き交渉はプロに任せて、契約から1ヶ月~3ヶ月くらいで売買代金をいただく売却をお勧めします!