なんでも不動産買取

どのような条件で買い取りを打診されたのか確認

まず、S様がU様からどのような条件で買い取ってほしいと相談されたのか確認しました。U様から提示されたのは市場価格より少し安い価格で、むしろ良心的といっても良い内容。つまり、U様が求めているのは帰国前に財産を早く処分することと当社は判断しました。3日以内に回答が欲しいと昨日電話で言われたため、S様としてもあまり時間がないという状況でした。共有持分の売却には特に他の持分権者の承諾はいらないため、返事が遅れU様が不動産会社に売却してしまってもどうすることもできません。

当社による共有持分の買い取りについて説明

次にS様に今すぐ所有の共有持分を処分するつもりはないか確認したところ、条件によっては考えても良いということでした。そこで、当社としてはS様の共有持分もこの機会に当社に売却してはどうかと提案。さらに、U様が保有している共有持分も当社が一緒に買い上げれば、当社としては一度に物件全体を購入できたことになるので、買取条件もU様から伝えられた価格より良くできる可能性があると伝えました。S様としては前向きに検討したいということでした。

物件を現地確認し投資用物件として優良であると判断

そのままS様と一緒に物件の現地確認に行ったところ、築20年のマンションはやや設備に修繕や入れ替えが必要なものの、十分運用益を出せる状態でした。そのため、当社としては是非S様、U様両方から一度に共有持分を買い取りたい、ご説明した通りU様から伝えられた価格より良い条件で可能と改めてお伝えしました。

S様とU様両方同席にて改めて説明の場を設ける

S様からU様に連絡をとってもらい、当社が説明する場を翌日設けました。その中で確認したところU様が見積もりをとった不動産会社からは、当社見積もりよりも3割程度安い価格が提示されており、それもありS様にできれば買い取って欲しいということでした。当社からはS様も共有持分売却の意思があるため、S様とU様双方から当社が同時に共有持分を買い取れば、S様に提示した金額よりも1割程度高い価格で買い取れるとU様に説明。U様は当社への売却を即決されました。話し合いの3日後に改めて双方同席のもと、S様、U様双方から共有持分の買取手続きを完了しました。